ネガティブ思考アラフィフがアーリーリタイアするまでの記録

アラフィフの金融業界サラリーマンがネガティブ思考と戦いながらも1日も早いアーリーリタイアも目指してもがく日記

ビットコイン売りました

実はビットコイン持っていました。仮想通貨には興味はなかった(今もないです)のですが、2017年のバブルと「億り人」続出のニュースを見て、試しにビットコインとめぼしい仮想通貨をいくつか2018年3月頃に買ってみました。その後はご存知のように相場が低迷、私自身も残高がいくらあるかも把握しないまま放置していました。

 

今年になり、イーロン・マスクビットコインをドカ買したことで価格が急騰したとのニュースを見て久々に残高をチェックしたところ、倍まではいかないけど利益が出ていたので、全部売却してしまいました。

 

正直言って残高管理すらしていなかった資産ですので、このまま忘れてさらなる価格上昇を目指してもよかったのかもしれませんが、持つことすら面倒くさいと思ってしまい、イグジットしようとした次第です。

 

理由としては、ビットコインというか仮想通貨を好きになれなかったことがすべてでしょうか。投資に好きも嫌いもないのかもしれないのですが、数年単位で向き合う対象なので、サイトにログインして「今日はいくらになってるかな?」と確認したくなるくらい気になる存在でいてほしいです。でも、ほぼほぼ放置していていました。なんででしょうね。これは要分析です。

 

一応は金融機関の端くれにいますので、今いる会社や業界と比較すると、仮想通貨業者のリスク管理に疑問を持つことが今でも多いです。コインチェック事件の頃から比べればはるかにマシですが、それでも「甘いなー」と思うことが多々あります(これは個人の感想です)。資産を預ける先として信頼しきれないことも、投資額を増やす気になれなかった要因かもしれません。

 

今回は販売所を使ったのですが、売買のマージンが大きすぎと感じたことも、取引を止めようと思った要因です。相場が上がり下がりすることに我々は一喜一憂しますが、結局儲かるのはマージンを取る販売所だけではないのか、と思ってしまったのです。残高にはその時の市場価格で表示されますが、売却した価格を見るとマージン分ががっつり減っています。それも思ったより高額でした。ひょっとしたら取引所経由の売買であればより有利な価格での約定となったのかもしれませんが、気づいた時には全て売却していました。そのカラクリを認識したところで、改めて購入しようとする意欲は完全に消えました。

 

こんなことでは億り人にはなれないかもしれませんね。でもリスクを取るべき場所が違うよなあ、というのが結論です。