ネガティブ思考アラフィフがアーリーリタイアするまでの記録

アラフィフの金融業界サラリーマンがネガティブ思考と戦いながらも1日も早いアーリーリタイアも目指してもがく日記

休んだ話(その6:とりあえずの最終回)

休んだ話(その5)の続きです。

休んだ話(その5) - ネガティブ思考アラフィフがアーリーリタイアするまでの記録

 

休んで一週目は家でひたすら寝ていました。ニュースやバラエティーは刺激が強すぎるので、テレビをつけるならばそのとき開催していた相撲を流し続けていました。本や新聞は読まず、ネットもほとんど見なかったと記憶しています。そして二週目からは産業医の指示通り、いつもの通勤の時間に家を出てまずは職場の最寄りの駅まで行き、それからドトールで朝食兼朝のお茶を飲み、開館時間になれば近くの公立図書館に行きました。

そして、クリニックには毎週通いました。休む直前はブロチゾラムとレクサプロが処方されていました。カウンセラーにも二週間に一度通いました。カウンセラーの勧めで日記をつけるようにしました。その日起こったポジティブなことを書き、いいことも起きていることを自覚するようにしました。効果はあったのでしょうか? いまだにわかりませんが、無理矢理にでもポジティブな側面を見つけて書き連ね「明日もなんとかなる」と自分に言い聞かせたことで心のざわつきが少しはおさまった気がします。

結論としては、また二ヶ月の休職となりました。自分としては一月で復帰したかったのですが、産業医から「無理に頑張って再発するよりしっかり治そう」と言われ、渋々従いました。

休むまでは「もう会社に行きたくない。休みたい」と言っていたのに、いざ休むと「早く出勤したい」と思うのはなぜでしょう。他の人と比較してまだ軽症だったのかもしれません。もしくは「このまま休み続けたら社会復帰できなくなる」と焦っていたのかもしれません。

当時の日記を読み返すと、休んだ最初の頃は「働く自信がない」とか「みんなに申し訳ない」という言葉が多かったのですが、徐々に「休ませてもらえてありがたい」とか「復帰してから頑張ればいい」と、状況をポジティブに受け止めた言葉が増えていました。無理にポジティブに書いていたのか、本当にそう受け止めていたのか、今となっては覚えていません。

休職中にトラゾドンも追加になりましたが、二ヶ月経過後に復職OKとの判断になりました。今回も当初の一月は残業なしの条件でした。幸いにもこの条件は守られて、周りのサポートもあり、順調に復職できた気がします。

仕事で求められる質はかわりませんでした。やはり責任はあり、プレッシャーを感じることも多いですが、何らかの心境の変化があったのか、休職前よりは軽く受け流せるようになった気がします。カウンセリングの先生によると「強くなってますよ」だそうです。

また、意識的に年休を消化するようにしました。月に1日は休み、何か楽しめることで時間を使うようにしています。

しばらくは薬を増減させながら様子を見ましたが、復職後2年を過ぎたところで担当の先生が変わったのをきっかけにクリニックに通うことをやめました。その後は薬は服用していません。

 

次に休職するときまで、とりあえずこの項終わり。