ネガティブ思考アラフィフがアーリーリタイアするまでの記録

アラフィフの金融業界サラリーマンがネガティブ思考と戦いながらも1日も早いアーリーリタイアも目指してもがく日記

今日(3月30日)の株価と今後の資産運用方針

昨日来の野村證券の損失記事を受けて今日の日経平均は下が・・・ってないですね。昨日のNYダウ平均も上がっているし、問題ないんですかね。

 

そもそも、野村證券の米国子会社が生じさせたという損失は何が原因だったのでしょう。いろんな記事が出ていますが、正直言ってわかりません。

www.jiji.com

www.asahi.com

 

一応は金融業界の端くれにいるので社内で聞いてみても、「結局なんでしょうね?」「野村の中でもわかってる人いないんじゃないですか?」と、みんな要領を得ない様子です。

 

ただ、大きくレバレッジをかけていたらしいヘッジファンドとの取引が原因、ということのようです。レバレッジというのが曲者です。誰も市場のプレイヤー達への正確な信用供与額を知らないし、何倍のレバレッジがかかっているのかもわかりません。コロナ禍にもかかわらず好調な株式市場のメジャープレイヤーには信用取引で実態より膨らんだヘッジファンド勢がいることはわかってはいましたが、追証を求めらる事態になれば一気に萎むかもしれないということですよね。今日の午前に一瞬だけ株価が下がったのは市場も同じように考えたからではと推測しています。

 

しかし、すぐに株価が回復したところを見ると、この見立ては間違ってたんですかね。素人の私でも「ついに株価下落か」と考えたくらいですからプロは当然盛り込んで取引すると思います。その結果が昨日よりも若干ですが株価上昇ですからね。

 

こんな状況でなにをすべきか。考えた結果、しばらく様子見かな、と。今月の投資信託自動定期購入は終わっています。今すぐ売らないといけない切迫した事情はありません。次の定期購入は来月末です。となると、少なくとも数週間は様子見でいいかなあと考えました。

 

今回名前が出たヘッジファンドの巨額の売りははあくまで不慮の事故なのか、それとも他のヘッジファンドも株高局面を破壊するような同様の時限爆弾を抱えているのか、わかりません。わからないものを考えても仕方ないと割り切りました。

 

動くのもあり、動かないのもあり。ということです。

 

ところで同僚が不気味な予言をしていました。「一年経って振り返ると、あの日がターニングポイントだった、ということになってるかもしれないね。あの日に株を買った連中は高値で馬場を掴ませれたね、と言われるかも」と。